売れるキャバ嬢になるために大切なこと

キャバクラは客席で接待を行う飲食店を指し、そこの女性従業員をキャバ嬢といいます。
ポイントスライド制など給料のシステムは様々ですが、基本的に多くの男性客から気に入られると儲かります。
きれいなドレスを着て高収入を得られるので、今では女性が憧れる職業ランキングにも入っています。
ただし何も考えずに働いていても、華やかな世界を満喫することはできません。
売れるキャバ嬢になるためには、接客における努力が必要です。

遅刻や無断欠勤は絶対に避けること

社会人として基本的なことですが、遅刻や無断欠勤は絶対に避けましょう。
インフルエンザなどの感染症にかかっていない限り、多少の体調の悪さを感じていても出勤します。
店に遊びに行くと、いつも接客してくれるという状況を作ることが大切です。
たまにしか顔を出さないと、他のキャバ嬢に客を奪われてしまいます。
遅刻がダメなのは店に迷惑をかけるだけでなく、営業前の準備が整わないことにも影響するからです。
男性客の話を笑顔で対応するということは簡単なことではありません。
性別の違いから話が合わないことも多く、心構えをしていないと表情が硬くなることもあります。
常に朗らかな笑顔を見せるために、仕事モードをオンにする時間を設けます。
また営業前は常連客にメールを送るなど、指名してもらうような地道な活動を行わなければなりません。
時間にルーズだとこれらを怠ることになり、常連客を得ることが難しくなります。

話のネタを確保しておく

話のネタを確保しておくことも、キャバ嬢が売れるために欠かせない要素です。
客は着飾った美しい女性を見ることも楽しみにしていますが、それ以上に女性との会話を期待しています。
彼らが提供する話題についていけないと、会話が盛り上がらずお酒も美味しく飲んでもらえません。
無知な女の子にたくさんの知識を授けたいという男性客もいますが、ほとんどが自分の話に最適な相槌を打ってくれる大人の女性を求めています。
そのためゴルフや時事ネタなど、よく話題になるものはチェックしておきましょう。
完璧に知識を付けて会話でマウントをとる必要はありません。
ただ男性客が何を話しているか理解できる程度の知識は持っておきます。
テレビや新聞、インターネットなど様々な媒体から最新ニュースを取得し、大抵の話題は触れられても対応できるのが好ましいです。
日本では政治や宗教といったジャンルは、公に話すのをためらう傾向にあります。
時事ネタで政治が取り上げられていても、自分から振るのは効果的ではありません。
男性客が話し始めたら、特に自分の主義を明かさずに上手く相槌を打つ程度に抑えておきます。
主義や主張をしっかり持っている女性はカッコ良く見られますが、お酒のある楽しい席では適切ではありません。

空気が読めるキャバ嬢になる

空気が読めるという要素も、売れるか売れないかを分ける基準となります。
空気が読めないと、ワガママになりやすく気持ちよくお酒を飲んでもらう空間を提供できません。
キャバクラには仕事の関係者を連れてくることも多く、上司や取引先が同席していると特に空気を読むスキルが求められます。
余計な一言が多かったりカジュアルな接待をしたりすれば、「この店は大切な接待に使えない」と低く評価されます。
接待の場として使われたのならば、聞き役に徹し飲み物や食べ物を過不足ないように提供することを優先しましょう。
常連客だからといって、同席する人次第で雰囲気は変わることを忘れてはいけません。

マメに連絡する

さらに勤務時間外でも営業は続きます。
マメに連絡することで、他のキャバクラに行こうとする客を繋ぎ止めることができます。
しかしテンプレの営業メールは嫌いだから見ないという男性がほとんどなのも事実です。
誰にでも送っている内容のメールをわざわざ見ることは時間の無駄といえます。
よって営業メールは営業だとバレないような、日常的な内容にしましょう。
天気のことや以前の接客で出た話題に関連したことなど、何気なく送ってみたという雰囲気を出します。
すると営業メールではなく個人的なメールだと見なされ、メールが埋もれることがありません。
マメに連絡すれば、その度に思い出してもらい会いたいと考えさせることができます。

勤務時間内でいかに売上を出すかが勝負

店外で会おうと提案されることもありますが、売れるキャバ嬢になるためには勤務時間内でいかに売上を出すかが勝負です。
店外での時間ばかり充実させて偽装カップルのようになっても意味がありません。
店に来ないと会えない、お金を使わないと楽しい時間は味わえないと男性に覚えさせることが重要です。
そのためにも店外での誘いは断り、気軽なメールで心理的な距離感は近いけれど指名しないといけない物理的な距離感を作りましょう。
お金をたくさん使ってくれる太客とそうではない細客がいますが、対応を変えてはいけません。
最初は多くが細客であり細客も育てればそのうち太客になるので、店まで会いに来たことを高く評価し使った金額で対応に差をつけないことが売上アップにつながります。